子犬の餌の量はどれくらい?頻度や時間、与えてはいけないものって?オススメの子犬用ドッグフードや選び方は?

子犬を新しい家族として迎え入れた皆さん!!

まだ育て方や接し方について勉強中ではあると思います。

そこで今回は、『子犬に与える餌』について、フォーカスしてご説明していきます!!

1.そもそも子犬とは何歳までのことをいうの?

まず、犬の平均寿命は、大型犬で10~12歳、小型犬で13~15歳と、犬は人間と比べて寿命が非常に短いです。

子犬の時期は犬種により異なりますが、大体10ヶ月〜1歳6ヶ月が子犬の時期と言われています。

そして、子犬にもステージがあり、

  • 誕生〜生後2週間が新生子期
  • 〜生後3週間が移行期
  • 〜生後13週間が社会化期
  • 〜生後6ヶ月が若齢機

となっています。

また、季節や生活環境、犬種によっても餌の量や頻度、内容は変わっていきますので、これから紹介していきます。

2.子犬の餌の量や頻度は?

まず、子犬の食事の基本として、

子犬は消化器官の発達に時間がかかるため、少量を多くの回数で与えることが大切です。

では、子犬には実際にどのくらいの頻度や量で餌を与えれば良いのでしょうか?

まず、頻度でいえば、

  • 生後3ヶ月までは3~5回/日
  • 生後3~6ヶ月は3~4回/日
  • 生後6ヶ月~1年は2~3回/日

となります。

なお、この子犬の時期の食べる量は、肥満などを気にせず、食べたい量を食べたいだけ食べさせてあげることが大切です。

ただし、食べすぎると急成長してしまい、骨格に問題が発生してしまう恐れがあります。

どのくらいの量を与えるについてかは、子犬の犬種やサイズ(大型犬、小型犬など)によって異なります。

与えるドッグフードの表記を読んだり、動物病院や専門機関に相談をしてください。

3.子犬の食べるものは?

では、食べる頻度や量が分かったところで、実際に子犬には何を与えたら良いかを調べていきましょう!!

・生後3ヶ月までは離乳食

_ドッグフードをぬるま湯で蒸したものや水分の多い離乳食など

※蒸す際はミネラルウォーターを使用しないこと

・生後3~6ヶ月はドライフーへの切り替え時期

_ご飯の水分量が減り、消化器官も発達していく時期。

ドッグフードを蒸す必要がなくなる

・生後6ヶ月~1年はドライフード

といった風に、子犬のステージによって食べるものが異なっていきます。

4.子犬にあげてはいけないものは?

生まれたばかりということもあり、子犬はかなり繊細で、特に食べ物に関しては細心の注意が必要です。

では、子犬にあげてはいけない食べ物とは何があるのでしょうか?

・ネギ類

_血液中の赤血球を壊す成分が、血尿や下痢、嘔吐などを起こす可能性があります。

・香辛料(胡椒、わさび、唐辛子など)

_胃腸を刺激し、下痢の原因を引き起こします。

感覚麻痺などを起こす可能性も。

・チョコレート

_カカオの成分により、嘔吐や下痢、チョコレート中毒となり、ショック状態や急性心不全になる恐れがあります。

カカオの含有量が高いものほど危険なので注意しましょう。

・ぶどう

_中毒症や腎臓障害の原因に。特にぶどうの皮が危険で、ほしぶどうも同様です。

・乳製品

_消化が悪く、下痢や嘔吐の原因に。ミルクを与える際は、子犬用のものを与えましょう。

・生の甲殻類(エビ、カニなど)、イカ、貝類

_ビタミンB1欠乏症を引き起こす恐れがあります。

また、イカは消化不良の原因になります。

・ナッツ類

_消化不良の原因になります。

・鶏の骨

_食道や消化器官を突き刺し、傷つける恐れがあります。

・生卵

_白身に含まれる『アビジン』という酵素が、成長不良を引き起こす可能性があります。

・野菜

_生野菜はほとんど消化できないため、消化不良により下痢や嘔吐の原因となります。

など、たくさんあります。

子犬に餌を与える時は、特に細心の注意を払っていきましょう。

5.子犬の餌の選び方

子犬用と謳っていても、それが本当に子犬にとって良いものとは限りません。

子犬にとって体に悪いドッグフードを選んでしまわないよう、以下の点に注意しましょう。

・栄養バランスがとれている

_子犬は、身体やあらゆる機能が急速に発達していきます。

この成長を妨げてしまうと、成長した頃には不調が出やすい体質となってしまいますので、栄養バランスの整った餌を与えるようにしましょう。

特に、脂質、ミネラル、タンパク質、炭水化物、ビタミンの5大栄養素と、水は大切な栄養素です。

・消化に良くない具材が使用されていない

_子犬の消化器官は発達しておらず、胃腸に負担のかかる餌を与えてしまうと、消化不良や下痢、嘔吐を引き起こします。

主原料には動物性タンパク質を使った餌を与えると良いでしょう。

また、消化に負担のかかる食事は、内臓にも負担をかけ身体を疲れやすくします。

免疫力の高い身体作りの為にも、消化の良い餌を与えましょう。

・注意しなければならない成分が無添加

_子犬に限ったことではありませんが、安全とは言い難い成分が配合されていないものが望ましいです。

例えば、合成保存料、香料、着色料、BHA、BHTなどがあります。

犬が健やかに暮らしていく為には必要とは言えない成分ですので、ドッグフードを選ぶ際はこれらに注意して選びましょう。

6.オススメの子犬用のドッグフード

・ニュートロジャパン シュプレモ 全犬種用 子犬用 小粒 3kg

参照元:Amazon

ロイヤルカナン ミニ パピー ウェット(小型犬専用ウェットフード 子犬用)

参照元:Amazon

・アーテミス (Artemis) フレッシュミックス スモールブリード・パピー

参照元:Amazon

・デイリーフォルツァ パピーフィッシュ

参照元:Amazon

ニュートロジャパン ナチュラルチョイス [超小型犬-中型犬用] 子犬用 チキン&玄米

参照元:Amazon

7.まとめ

いかがでしたか?

今回は、子犬の餌についてフォーカスしてみました。

子犬は非常に繊細であり、子犬の健康や成長を守るのも『餌』がカギとなります。

子犬が健やかに育つよう、餌の量や頻度、内容は徹底的に管理していきましょう!!

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